個人的に自分の評価の中では、リュウというキャラは低い方になる。
その理由の大半が、攻め手に欠ける、どこかで飛び込み待ちをしなくてはならない、昇竜封じや真空ぶっぱ封じに対処する裏の選択肢が無い、という不愉快で手詰まりな立ち回りを強制させられる所にあるのですが・・。
まぁ何だ、真空が溜まれば出来る事が増えるんですよ、という話です。
[ 中ゴス連携 ]
[ 大ゴス連携 ]
[ 小足連キャン波動 ]
スパUX Xリュウ対戦攻略・その2
http://sdgsm-nikki.seesaa.net/article/463137462.html?1544351817
[ 中ゴス連携 ]
・ 当ゲーム中屈指の下ガード不能技な訳ですが、立ちを見たら立ちガードすれば大抵はガードが間に合う、というのを理解していないのが多い。
これは、中ゴスを使う相手のほぼ全てが、2段目のみが当たる間合いと連携からでしか使って来ない事が原因だったりする。
動作のグラフィックは、攻撃前の動作、1段目の攻撃、2段目の攻撃と順に変化していく訳ですが、1段目が当たる時とスカる時では、見てから防ぐ場合の猶予というのが全然違うのです。
立ちガード困難にするなら、1段目を当てにいけばいい、その連携のパターンの解説。
・ 1段目から当たる連携は、 めくり強K(中K)からや起き上がりでの密着状態を基準に、そこから下中P1回、下弱技2回以内からになる。
・ 正面安全飛び込みからは、中Kからは着地してすぐ出すしかない、弱Kで正面着地した場合は弱技を1回のみなら当ててから出せる。
・ 上記以外で連携を増やした場合、1段目が当たらず2段目のみが届く間合いで出す事になる。
ただ、2段目でも反応して立ちガードしないプレイヤーは多いので、相手次第だが1段目にこだわらなくても当たるなら別に構わない。
・ 中ゴス2段目を立ちガードできる相手には、中ゴスの代わりに大ゴスを使ってもいい。連携するパターンが増える。
・ 真空を出してから中ゴスに連携する場合、横幅の大きい特定キャラが相手の時以外は、上手く間合い調節できないと1段目を当てられない、ほぼ2段目しか当てられないと思っていい。
密着小足2回から連キャン真空しても前進しないと中ゴス2段目が届かなくなる、1回のみからでも大体同じ状況になり、小足キャンセル真空は更に離れた状態になる。
正面安全飛び込みからは、中Kを当てて着地すぐ真空を出した時のみ5回削りから狙える状況になり、ジャンプ弱技だと3〜4回削りの安定しない状況から五分か不利な状況になる。
キャンセル真空するよりも連キャンから真空した方が、後の中ゴスを狙い易い間合いになるが、連キャンでは小足と真空の間でリバサされる危険性がある。
・ 中ゴスを立ちガードされた場合、リュウ側の中足大足の先が届かない間合いになるが、真空で差し合いが可能な状況になっている。 なので、相手が端でこちらが真空を撃てるなら、中ゴスをガードされてもカウンター真空して更に中ゴス連携で攻める事が可能。
真空には出掛かり無敵があるので、近距離で撃った瞬間に当たるのなら無敵技以外は一方的に打ち勝てるので、フルヒットや削り狙いの横押しが可能になる。
・ 至近距離で4〜5回目部分の弾を立ちガードされていたら、ガード切り替えが不可能なタイミングの時があるので、下ガード不能に期待して中足や大足を出してみる。
[ 大ゴス連携 ]
・ 中ゴスを立ちガードする相手にのみ、代わりに大ゴスを使って攻めターンを増やす目的で連携する。
出す間合いは大体中ゴスを狙う連携と同じでいい、大抵が2段目のみが当たるけど割り込みで1段目が事故ヒットする時もある。
・ (追記)出す間合いは相手キャラの投げ間合いの数ドット外側で、攻撃判定が出ていない状態では前進しないらしく、投げ間合いの外でなら出掛りを投げられる事は無く、2段目が出ると投げ間合いの外から技の先が当たって通常投げでは投げ不可能らしい。投げ失敗通常技で出が速い技だと大ゴスが潰される場合はある。
ダルシムに対して調べたら、中P投げの間合外から大ゴスを先に出した場合、失敗近中Pの時のみ大ゴスを潰せるが出る寸前を投げる事は不可能、という結果になった。
よって、相手側の投げ返しに対して2択で投げ対策用に使う事ができる。ただし投げ間合いの広い必殺投げに対しては無理。
・ 当てた後は、小足の先が当たるかスカるか微妙な間合いで止まる。
小足が当たるなら小足などから連携、スカるなら中足や大足を使う、2段目がヒットしているなら大足1択でコンボを狙う、中足から強波動はコンボにできないと思っていい。
2段目をガードされた後で、小足が暴れに単発ヒットしていても強波動はコンボにできない。
投げは狙ってもいいが割り込みが怖い、真空があれば下手な割り込みを逆にカウンターできる、カウンター昇竜を狙うには難しい間合いだと思う。
小足が届いて当てた後は、再度大ゴスに連携する手もあるが、この後はまず小足が届かない間合いになる。
・ 大ゴスから中ゴスへの連携は、ガード時間が長いので割り込まれ易いが、真空が撃てる状況なら下ガードで様子見をされる場合が多いので、真空を警戒されていると読めたのなら狙ってみてもいい。
[ 小足連キャン波動 ]
・ 小足は近距離で単発ヒットした時のみ、キャンセルで波動拳がコンボにできる。
2Hitした後や連キャンでは絶対にコンボに出来ないのだが、小足連打をガードされている時に、大足などで連携するよりも連キャン波動にした方が、他の連携よりも割り込まれる隙が少ないという利点を利用して、削りと離しを兼ねて使うというもの。
波動拳を当てた後は微妙な間合いになる。
・ 波動拳は撃った瞬間に当たるので、硬直差は不利、ステージ中央ではガードバックで大きく離れるけど、相手側が端に当たると離れないので、出の速い技で確定反撃される可能性がある。 ケン大足ならリバサされても連キャンなら下ガード可能で、キャンセルなら確定ヒットする程度の不利でしかないが、やはり攻め継続がやり難くなるのは辛いものがある。
・ 真空が撃てるのなら、下手な反撃に真空でカウンターする事が可能になる。
真空無敵バンザイなんですな。
・・・真空が有ると無いとでは雲泥の差があるのがXリュウな訳ですが、今回のネタを使いこなせば熱い近距離戦が可能になります。
あと、対空で着地寸前に真空を当てるという手段があり、ヒット数は減っても起き上がるまでゲージ溜めが出来るので、当てれる状況なら迷わず使うといいです。