今回は、個人的な独断でキャラの強さと性能的にダメな所を書いていってみようと思う。
強いキャラ性能、勝ち越しできる性能、有利な組み合わせが多い、を基準にしている。
>は、同ランク内で有利>不利という意味。
今回はBまで。
A : バル>ガイル>ダル
B : チュンリ>バソ>本田>ベガ
C : Sサガ>Xケン>DJ>リュウ>ザンギ
D : フェイ>キャミィ>ブランカ>ホーク
E : その他。
総評 : どのキャラであっても環境とコンパネの質と慣れによって簡単に変動する。
それぞれのランクの違いは微々たるモノでしかなく、読みと超反応とぶっぱによって状況を幾らでも変えられる可能性があり、また、優劣を決定的にされてしまう可能性もある。
人読みによる優劣の補正は、限りなく五分に近づけるか一部の駆け引きで優劣を逆転させる可能性を作る事しかできない、並のやり方をしていけばいくほど変動率は平均化していく、その平均化に逆らう為に人読みと読みの崩しが必要になる。
その平均化の個人的基準が今回のランク付けになる。
対戦レベルの基準は、影縫いできて連キャン択できて超反応込みのクソ待ちが一通りこなせる上で、どれだけ先にクソぶっぱと一瞬待ちの2択を押し付けて場を支配できるか、あるいは駆け引きそのものを無視して潰してしまえるか、になる。
自動ガードを実体験していて、昇竜封じや真空封じが出来て、歩きと跳びの先手2択を通用させていけるスキルがある人向け。
根本的に自分自身しか解らない話をしていく。
・ランクA : バル>ガイル>ダル
最上位扱いしていいキャラ群、だがどのキャラも特有の脆さがある。
バルはともかく、ガイルがダルより上位扱いしているのは絶対に認めないと言いたいのは当然だろうけど、これはガイル対ダルの対戦で難しい対応をしなければならないのが実はダル側であり、ある間合いで場を支配し続けられるのがガイル側だからこうなっている。どちらも使って対戦したが、勝ち越す気で使うとしたらガイルしか選ばないし、ダルは無い。
正直言ってダル絶対有利とか言ってる連中の大抵が、弱ソニックの対抗手段がしゃがパンしか知らん癖に、他の対抗策も駆け引きの詳細もろくに話題に出せない語れもしない。こっちはそういうレベルを通り越して話をしているので、これに関して異議も質問も一切受け付けない。
最強はバルログ、バルセ6択だけではなく通常技や当て投げの強さも引き出していかなくてはならないので、強い所を押し付けて勝っている内は単に勝てているだけに過ぎない、気絶し易いとか技のやられ判定を狙われると脆いなどを、読みでカバーした上で場を支配し続けないと有利を維持できないため、画一的な立ち回りではすぐ限界が来る、が、大抵はバルセを通用させてウンザリさせて根負けさせてしまえば普通は力尽きるので、バル対策できないレベルの所なら過疎って終わる。
バソもそうなのだが、バルは対策できてから本番が始まるものの、そのスタートラインに立つには根本的に読みのネジが飛んだ位になっていないと、勝ち越しでバル乱入を退けられない。
対策で当初の暴虐さを落とす事ができるキャラは色々いるが、バルはあまり落ちないので気を付ける必要がある、そういう意味でも最強キャラ。
次点はガイル、ソニックのクソぶっぱと硬直の少なさと立ちフェイントその他で、瞬間的に3択以上の読みの押し付けで駆け引きできる所にある、判定の違いとリーチ差を活かした技2択と投げ関連で溜め無しの柔軟な択増やしが出来れば、読み切れない強さや一瞬待ちの汚さとかを体感できると思われる。
ただし、それは完璧超人的な立ち回りと駆け引きの噛み合わせが起きた時にのみ、結果論で発揮されるものであり、普通そこまで集中力や読みを維持し続けられないので、人の脆さが出易いキャラでもある。
あと、根本的に削りと対空以外だと、相手側の対処失敗でしかダメージが取れなくなってくるので、チュンリの様にどこかで投げを通さなくてはならない場合が起こり得る、そういう点ではローリスクで堅実な対処をする相手には常に有利とはなり難い。
他には、ソニック自体を大して苦にしないタイプのキャラと反応万全の相手には苦戦する。お互いに対策し尽くしてもなお五分か不利にすらなり兼ねない相手は存在し得るので、決してキャラ性能だけで有利が取れるキャラではない。
ダルシムは、憶えなければならない事が多く、使い難いが特有の対策し難さが持ち味のキャラで、どれだけ速く動きつつ読み切れない所で投げ関連を通していけるかにある。
対空や連携では一定以上から先へは行けず、当て投げが当たり前になっていない所では使っても息苦しさしか感じないキャラなので、環境が悪いと上手くならない(自分も大して使いこなせないのもあるが)。
牽制や跳び待ちをしつつ、いかに様子見と反応の遅れを読んで仕掛けつつ投げて、投げを嫌う相手の無敵技をカードして確定反撃をしていく事で2択3択をする必要がある。
下段スカしや上下段スカしのリーチの長い通常技を、ボタン1つで気軽に簡単に出せるのは大きい、対処するには無敵技や勝てる差し技を読んで合わせなくてはならず、読みでスカして差し返しもダルなら割と楽にできるので、牽制1つ振らせる事にもリスクを負わせられる。
ただ、無敵判定のある打撃技がスパコンしか無いので、攻め合いになった時に手足を刈られるのを避けるにはガードで固まるしか無い状況があるため、そういう攻め待ちの切り替えを読まれて逆対応されると、脆い。
バルセ6択みたいな択の押し付けで読み負けを誤魔化せないので、キャラ性能は高くても人読みで競り負ければ普通に負けてしまえる、そういう所の人の弱さを克服できればバルやガイルより可能性はある、けど結局は人の部分が問題になる。
・ランクB : チュンリ>バソ>本田>ベガ
このランクの中ではチュンリが上位に来る、バイソンは確かに強いもののチュンに較べると安定性で欠けるというか対チュンは不利なので次点、本田とベガは溜め無し攻めと昇竜封じでリュウケン系や弾持ち系にガチ勝ち越しできれば、この順位になる上に格上を喰えるものの、出来ない場合はCの下位まで落ちるし落としていい。
プレイヤー性能の攻め勘と超反応で化けるキャラは、待ち主体のプレイスタイルを読み切れない攻め択で主導権を握れた場合のみ、待ちを駆逐できる。
チュンリは、判定の強さとか無敵判定やら投げ間合いやらで相当優遇されてる、それでもAにならないのは、斜めジャンプ強KがS以前に較べて弱体化されているからで、それがあったら真のクソキャラだったと言えた。他には前下入力の特殊技や溜め無し攻めでスピバが邪魔とか色々あるけど、個人的にS以前のプレイスタイルよりも動画関係で多用されてるアレの方が安定するキャラというのは、強さは認めるけど自分には合わないので使用できない。
最終的に弾に泣かされる局面を立ち回りでカバーできれば、ランクAに余裕で入れる性能を持っている。ダルとチュンは実際語りたくない。
バイソンは、GDSで後退を影縫い立ちガードにできで見てからガード切り替え困難、という一点だけで並反応の対処を下ガード一辺倒にさせたという、対戦の攻略レベルを引き上げた功労者みたいなキャラになっている。
バルセ6択に較べればまだマシだが、暴れられるだけで勝てない奴は勝てなくなるから対戦は難しい、使いこなした素早い択から択の連打は実際強い、強い上にすぐスパコンが溜まるからこの順位に居るのだが、択の対処と攻め崩し方を心得た上で実践できるスキルがあれば、使用キャラによるけど十分勝負になる。攻めの上限は見えてるからこのランクより上には行かない。
スパ2Xの門番みたいなキャラとも言える。使いこなしているXバソを相手に持ちキャラで延々と対戦していけるなら、このゲームを楽しんでいける、他ゲーでもっと酷い攻めがあるのに勝てないからクソ対戦とか引くわー、になったら止めた方がいい、スト2はこの駆け引きに浸るゲームなので向いていない。
本田は、場所によって評価が死ぬほど変わる、その理由は大抵がリュウケンDJその他の弾持ちキャラに対して、溜め無し多用で勝ち越しできる使い手がまず存在し得ない事情による。
まぁ無理もない訳だが、そもそもどこを見て歩けばいいのか止まるべきかを即判断できる奴は、まず本田を使う気が起きない、使う技が決まり切っていて読まれ易く、他のキャラで同じ事をやる方が勝率が上がるから、わざわざ本田で苦労する必要が無い。
もしそれが当たり前の様に出来るのなら、リュウケン側がどんなに強くても難易度の上限が決まったまま、誰が何をしようと全部狩り殺しにしてこの順位になれる、それが普遍的でないから普通はもっと順位が低い。
ただし、ネジが飛んだレベルでもキャラ性能はこの順位が限界になるため、格上を喰うには場の荒らし方を心得た上で読みと運の良さが必要になる。
ベガは、読みでリスクの低さを感覚的に即判断できる事が、他のキャラを使っている時より重要になる。これは、あらゆる攻め手がリスクの割りにリターンが少ないからで、警戒されていない行動や対処できていない攻めで絶えず突っ込み続ける事で、待ちの弱さをカバーしつつ攻め合いに勝たなくてはならないから、だったりする。
いわゆる、間合いを離したガン待ちに弱い。その状態を防ぐ為にある一定の間合いをキープして駆け引きをしていかなくてはならない、その点で本田より立ち回りで辛い場合があり、しかも実は攻め手に限界があるので、最終的に当て投げスカし投げに頼るしかなくなるため、無敵判定に頼れる本田よりも順位が低くなっている。
攻め合いで性能の尖った部分を通用させて読み有利に持ち込み、相手の待ち対処を攻め2択で超反応し続けて主導権を取り続ける、技の噛み合い方で常に勝ち続けるのは難しいが、勝ちを取る嗅覚みたいなのを鍛えて駆け引きを続けていけるなら、攻め勘次第で順位以上の戦果を出せる。
・・・この段階ではC以降はまだ書いていないため、次にうpするのが何時になるのかは解らないです。
キャラ毎のランク付けの差はミリ単位程度しかない。キャンセルスパコンや当て投げ受け身後の攻め方や優劣も込みで書いているが、人の反応しきれなさというのは実際問題として非常にやっかいな代物で、自動車のブレーキを踏む場合の空走時間と操作時間の中の、空走の部分のロスが存在している事実を踏まえた上で、読みと予測と合わせ入力でどうやって短縮や排除ができるか、という部分の攻略を意識して対戦に反映させた前提で、今回のランク付けを考えているため、話が解らない人には内容に生理的・心理的なアレルギーを出すのは確実なネタになってしまっている。
世の中には実際の対戦で使った事も使われた事も無い癖に、影縫い連キャン択を無意味と豪語する人間は多数存在する。 ・・・でもまぁ、普通はそれが一般的で常識的な水準なんだろうなぁと、反論や説明をする事も時間も無くただ痛感させられた。
世間は、理解できない体験した事の無いモノに関しては、それを非常に疑われ嫌われ避けられる傾向にある、真実かどうかなんて関係無く、情報は意図して分別されていくものなんだよなぁ、と。 ねこはいます、よろしくおねがいします。
ガイル、本田、ベガの上位は絶対にありえない
対ホーク限定の話なら納得するけど
いや、ガイルにはある程度勝ってほしい
ただバルログの糞差も含め猿でも勝てるランク位置だけなのは同意だわ
プレイのレベル問題にするならトッププレイヤー誰もこんなキャラランク言ってないぞ。